今から3年前。
2012年は電子書籍元年でした。
「もう古本屋に重いダンボール担いで行かなくていいなんて!」
それは活字中毒者にとって確かに革命だったのです。
大きな革命の波に流されし愚民は予約割引に釣られて楽天koboを購入しました。
そしてしっかりとkobo大炎上事件に巻き込まれたのです。
(発売日にアクセスが集中した為、初期設定すら出来ないユーザーが続出した事件)
6歳年下の弟からは「俺ならしばらく様子みてから買うね」と最もなご意見。
ぐぬぬ。。。
すったもんだで何とかkobo を使うことは出来るようになりました。
が、しかし!
「読みたい本が無いっ!」
という致命的な状況に。
(当時は電子化されている書籍がまだまだ少なく、出版社も様子見という段階でした)
「でもこのkoboってやつ使ってみたい!とにかくこれで読んでみたいの!」
そこで初めて手を出したのが「ハーレクイン小説」だったのです。
(ハーレクイン出版は本社がカナダにあり、koboも楽天に買収される前はカナダの会社だった為か日本でもkobo発売初期から充実したラインナップでした)
子供の頃から本屋の片隅に存在していた濃ゆい表紙の薄い本。
存在は知っていたけど手に取ることは無く30年。
買ってる人も読んでる人も見たことない(失礼)けど静かなる存在感を放っていたあの子たち。
「あぁ!なるほど!」
片手間に読んでもストーリーを見失わない気軽さ。
ハッピーエンドが約束されている安心感。
そしてイケメンのヒーロー。
大人になってしまった少女達の童話。
少女漫画の恋愛に共感できなくなった女達の世界だったのです。
(いや、読むけどね)
しかしハーレクインばかりを読み漁るにつれて致命的な欠陥があることに気づいたのです!
「タイトルが覚えられない!」
はい、お馬鹿さんですね。
ハーレクイン小説の特徴としてタイトルがインパクトに欠けるものが多いのです。
適齢期の男女が出会って恋に落ちてハッピーエンドを迎える。
全てのお話がロマンスなのですからタイトルが似通ってしまうのは仕方のないこと。
とはいえポンコツ読者の私は、読み終わると同時にタイトルと内容が脳内で空中分解。
タイトルと内容をセットで覚えていることが出来ないのです。
「これってもったいない気がする!」
ということで自分の備忘録、そしておこがましくもハーレクインの楽しさを広めたい!という思いでブログを始めました。
関係ない日々の雑記や旅行の記録なども書くと思います。
どうぞよろしくお願いします。
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